タイで株式投資を始めてみたリアルな実情

日本株よりタイ株はリスクを抑えて資産が運用できる

2021/03/122021/03/15

タイのSETについて

SETはタイ株式市場の平均指数

タイの株価指数は、SET(Stock Exchange of Thailand)と表記されます。日本で言う一部上場みたいなのが、SETであり、二部上場にあたるのが、mai(Market for Alternative Investment)となり、別々の数値となっています。ちなみに、何故か"mai"は小文字(Lower case)表記で、SETは大文字(Upper Case)表記です。

日経平均株価と異なるのは、SETで表している数値は、SETに上場している全銘柄の平均の株価指数となります。もちろん通貨の単位はタイバーツです。

そのため、SETのINDEX指数が平均株価となるので、この数値の推移をみるだけでマーケット全体のトレンドを追う事ができるため、個人的には極めてわかりやすいと思っています。

日経平均株価について

日経平均株価とは、一部上場企業の2,000銘柄の中から225銘柄を対象とした平均株価です。私自身も勘違いしていましたが、日経平均が上げ下げしたとしても、日本の株式市場を代表する超一流かつ主要な銘柄のみを対象しているため、その他の株価の上げ下げは反映されていないという点です。

なので、日本の証券所に上場している銘柄の平均値ではないです。株投資に慣れ親しんだ人には常識なのかもしれませんが、不勉強かつ素人の私には『日経平均=日本の株価の平均価格』だと勘違いしていた程です。

そのため、日本株式市場全体を示すなら、TOPIXを指標としつつ、日経平均とともに分析する良いようです。

SET50とSET100

SET50やSET100は、日経平均のように主要銘柄の平均価格となっています。SET50は50銘柄の、SET100は100銘柄の平均価格を表しています。極端な話、主要銘柄のみ下落してそれ以外が上昇しても、SETのINDEX数は上昇しますし、事実この様なケースは結構起こりえます。

逆のケースも起こり得るので、個別銘柄次第になるのは、株投資の難しさであると思います。

タイ株は低価格から購入できる銘柄が多数

タイ株は、日本の株より低い価格で個別銘柄を購入できます。

株価は日々変動するので、直近の月初日のデータで比較してみます。

  • 2021年3月1日のデータ比較

    日経平均
    29,663.50
    タイSET100 Index
    2,111.87
  • 2021年2月1日のデータ比較

    日経平均
    28,091.05
    タイSET100 Index
    2,077.57

それぞれの日付での為替レートで円換算すると、3/1が1バーツ=約3.54円なので、SET100の平均価格は約7,476円でした。

2/1のレートは、1バーツ=3.5円なので、約7,271円です。

平均価格が安い分、安価で購入できる

日経平均よりタイの株価の方が安いので、タイ国内の主要銘柄の中でも国内TOPクラスの企業であっても、比較的安く購入できます。

またタイの個別銘柄は100株単位から購入できます。具体的な事例とともに解説しましょう。タイ国内でおける携帯電話市場のTOPシェアを誇るAIS社の銘柄は”ADVANC”というコードで表記されています。日本国内で言うならば、DOCOMOに該当するようなイメージでOKです。

ADVANCの株価

3/1付け
165.5 THB
2/1付け
172 THB

下落しているとはいえ、この100バーツ超えの株価を誇る銘柄はSET内では少数派です。SET100内でも3/1付けの株価で12銘柄程度です。それでも株価はタイ国内ではTOPクラスの高い株価を誇ります。またmaiでは高くても30バーツ代が2社あるだけで、多くは10バーツ以下の格安で購入できる銘柄しかありません。いわゆる低位株やボロ株だらけです。新興国ならではの金脈を発掘できる可能性も大いにあります。

話が脱線してしまいましたが、最小単位の100株分を購入したとしても、日本円換算で6万円弱で購入できます。maiにある低位株なら、1バーツ未満の銘柄も存在するため、わずか数百円で上場企業の株主になる事さえできます。ちなみに日本株式市場での最安値は10円台だったため、タイの方が圧倒的に低価格で株主になれてしまいます。

AUの株価

NTTドコモは上場廃止したようなので、シェア2位のAU(KDDI)の株価で比較すると・・・

3/1付け
3,288円
2/1付け
3,101円

通常の最低購入枚数の100株購入するとなると、30万弱必要となります。同じシェア上位でも金額が5倍近くことなるので、タイ株は少額からでも信頼も実績も抜群の大型株を購入できるのです。

日本でも100株単位から購入できるようですが、現在では色々なプランが有り、1株あたりから購入できることも可能なようです。しかし、配当の権利を得るには100株単位での購入が必要となるようです。

株価が高くないのでリスクもその分低め

これは完全なる主観ですが、タイ株は日本株とことなり、平均単価が低いです。そのため、1日あたりの変動幅も小さく、株投資を始めてから私がチャートを見ている限り100バーツ超えの株でさえ動いても1日あたり5バーツも上下することは稀でした。

タイでもSTOP安やSTOP高となるサーキットレーキ制度があるので、わずか1日の内で株価が0になることはありません。

一日の内で、一番大きく値が動いたとしても10%程度がほとんどなので、極一部の高額な株以外で見れば、100バーツ以上も上げ下げすることは無いため、大きく損失することが日本よりは少ない気がします。

しかし、保有株数に依存するため、1,000株保有している株が5バーツ値を下げるとすると、5,000バーツの含み損となるので、リスクが無い訳ではありません。それでも日本株の500円の上げ下げよりは動く金額が少ない分、リスクが低いという考えに至った訳です。

逆に言えば大勝も少ない

値動きが小幅となるため、大勝を狙いたいという方には不向きな気がします。株数をたくさん購入して動かさないといけなく、FXのようなリバレッジもないので、1バーツの前後で大きな利益を狙うならば、10万枚単位以上で購入する必要が出てきます。もちろん、リスクも極めて高くなります。

結論

株について勉強するのに最適

そのため、大きく動きにくい分、日本株よりは損失リスクが低いと考えので、私は株投資の勉強をタイ株で始める事に至りました。

大勝できれば理想ですが、そんな夢見物語よりは地に足をつけて、多少の損失は覚悟しつつも、経済について勉強して、その知識を現在の職務に活かしていきたいのです。

この知識を利用して、更なるステップアップや給料という部分に反映できれば、現時点では多少の損失であっても、将来的に得られる賃金で余裕でカバー・回収できると踏んでいます。

もちろん、今後の収入に反映されない可能性も大いにありますが、この経験で得たものはプライスレスになると信じています。

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